TitanFXは2014年に突然登場した新しい海外FX会社であるにも関わらず人気を誇っています。
TITAN FXは超低スプレッドと高い約定力で日本人のファンが多くいたPepperStone(2014年に日本人のサービスを終了)の生まれ変わりとされています。
実際にこの会社は元PepperStoneの役員で構成されています。
このPepperstoneの低スプレッドと高い約定力をそのまま引き継いだサービスを提供し、特にスキャルピングをメインにしたトレーダーから人気を集めています。
さらに 2019年末に取引ソフトMT5にも対応し、メリットも増えました。
TitanFX(タイタン fx)メリット・デメリットまとめ
最初に強み・弱みをまとめました。
超低スプレッドと高い約定力がなんと言ってもTitan FXの強みです。
MT5も最近加わったのでさらに快適なトレード環境になっています。
以下ではこれら特徴を詳細に解説します。
最大の特徴は業界最狭スプレッド
Titan FXにはスタンダード(STP)口座とブレード(STP)口座があります。
スタンダード口座は取引手数料が無料ですが、ブレード口座に比べるとスプレッドが広くなっています。
ブレード口座はスプレッドが狭いですが、取引手数料が毎回かかります。
またスプレッドは変化しますので、ブレード口座においては0pipsになることもあります。
TitanFXのスタンダード口座とブレード口座の平均スプレッド比較
スタンダード STP口座 | ブレード ECN口座 | |
---|---|---|
手数料 | なし | 720円(7ドル)/lot(往復手数料込み) |
USDJPY | 1.33pips | 0.40pips(1.12pips) |
EURJPY | 1.74pips | 0.74pips(1.46pips) |
GBPJPY | 2.45pips | 1.45pips(2.17pips) |
AUDJPY | 2.12pips | 1.12pips(1.84pips) |
EURUSD | 1.20pips | 0.20pips(0.92pips) |
GBPUSD | 1.57pips | 0.57pips(1.29pips) |
USDCHF | 1.92pips | 0.92pips(1.64pips) |
スプレッドに関しては取引が活発になると低くなります。
時間帯 | スタンダード STP口座 | ブレード ECN口座 |
午前5時頃 | 3.9pips | 2.9pips |
午前6時頃 | 1pips | 1.9pips |
午前9時頃 | 1.2pips | 0.2pips |
ドル円のスプレッドです。
以上のように取引が活発でない5時などはスプレッドが大きく開きますが、
9時ごろになるとすでにスプレッドが小さくなっています。
さらにニューヨーク時間やロンドン時間(午後9時辺り~)など最も取引が活発になる時間はさらにスプレッドが小さくなったりします。
以上からおすすめは基本的にはブレード口座になります。
しかし手数料は変わったりして計算が面倒だったりします。
ですので、初心者はスタンダード口座を開いてその後ブレード口座を開くという流れもおすすめします。
TitanFXのブレード口座スプレッドと他社スプレッドの比較
通貨ペア(pips) | iForex | XM | FBS | GEM | is6 | axiory | TitanFX |
USDJPY | 0.9 | 1.5 | 2.5 | 1.2 | 1.6 | 1.0 | 1.12 |
EURJPY | 1.2 | 2.5 | 1.5 | 1.4 | 2.3 | 1.3 | 1.46 |
EURUSD | 0.9 | 1.7 | 0.9 | 1.2 | 1.5 | 1.0 | 0.92 |
GBPJPY | 2.5 | 3 | 2.8 | 1.9 | 3.1 | 2.3 | 2.17 |
GBPUSD | 1.5 | 2.1 | 1.5 | 1.5 | 2.4 | 1.5 | 1.29 |
USDCHF | 1.5 | 2.4 | 1.1 | 1.9 | 2.3 | 1 | 1.64 |
AUDJPY | 3 | 3.3 | 1.8 | 1.6 | 2.9 | 1.5 | 1.84 |
※GEMはGEMFOREXでXMともにスタンダード口座
※AXOIRYはナノスプレッド口座で手数料込み
他社との比較です。
狭いところはiForexがありますが、こちらはサーバーの強度が並でおそらく注文方式はDDです。
Titan FXに近いのは同じNDD業者のAxioryでTitan FXのほうがスプレッドが低い通貨もあります。
さらに上の表は平均スプレッドなので、先ほど申し上げた取引が多い時間帯にはこれよりも小さくなります。
これらのことから業界最狭の水準と言えるでしょう。
超高速約定。約定拒否・価格の再提示なし。
Titan FXの最新テクノロジーである「Zero Pointテクノロジー」により、超高速約定が実現されており、サクサクと約定されます。
このテクノロジーはもともと高頻度トレーダーやクオンツのみ利用可能であった環境なので強力です。
この点でもスキャルパーに注目されています。
またNDD方式と合わさって、約定拒否や、指定した価格で約定できずに価格を再提示する、ということもありません。
TitanFXの注文方式はNDD方式。透明性が高くスキャルピングの制限なし。
TitanFXはNDD方式を採用
国内のFX会社などはDD方式を採用しています。
その一方でTitan FXの注文方式は透明性が高いNDD方式を採用しています。
Titan FXはスプレッドや取引手数料から利益を得ているためスキャルピングの規制やシステムトレード・EAによる取引など規制は一切なく、むしろ取引すればするほどTitan FXの利益になります。
さらにブレード口座はトレーダーから取引手数料を得ているためスプレッドが大きくありません。
日本語サポートは24時間体制で万全。サイトや取引ソフトも対応
公式サイトや取引ソフトも日本語になっています。
さらにサポートも万全で、月曜から金曜であれば24時間体制で行っており、もちろん日本語で質問できます。
上記のようにサポートの手段はライブチャット、メール、電話となっております。
取引ソフトは人気のMT4とその最新版MT5に対応する貴重な会社
もちろん、Titan FXは取引&チャートソフトで人気かつ定番のMT4に対応しております。
さらに2019年11月6日にMT5も対応しました!
MT5に対応している会社は少なく、Titanのような強力な取引環境でMT5が使えることでさらに利便性が高まりました。
MT4 | MT5 | |
価格 | 無料 | 無料 |
チャート表示 | 複数表示可能 | 複数表示可能 |
デフォルトの インジケーターやオシレーターの数 | とても多い | とても多い |
気配値、ナビゲーターウィンドウ | 普通 | 使いやすい |
両建て | ○ | ○ |
ワンクリック注文 | ○ | ○ |
ストラテジーテスターの使用 | ○ | ○ |
動作速度 | 普通 | 快適 |
時間足の種類 | 9種類 | 21種類 |
カスタムインジケーターの数 | とても多い | 普通 |
EAの数 | とても多い | 普通 |
対応している海外FX業者 | 海外FX会社ほぼすべて | 少ない |
MT5のほうが画面が分かりやすく動作速度も快適です。
EA(自動売買プログラム)を使わない、かつ一般的なテクニカル指標を使うのであればMT5、
一方ちまたで配布・販売されているEAやテクニカル指標(インジケーター)を使うのであればMT4がおすすめです。
販売・配布されているEAなどはMT4のみ対応がほとんどです。
さらにMT4・MT5両方ともiOS・Androidアプリもあります。
このアプリで取引や自分のポジションの確認・チャートの表示が外出先でもできます。
ZuluTrade(ズールトレード)にも対応。他人のトレードをコピーして自動売買ができる
Titan FXでは「ZuluTrade」という取引プラットフォームにも対応しています。
世界中のプロトレーダーや「ZULUランキング」からトレーダーを選んで選んだトレーダーが売買するの沿ってTitan FX口座で自動売買することができます。
最大レバレッジ500倍。ゼロカットシステムで追証なし。ロスカット水準も20%
ゼロカットシステムは、FXの取引中にポジションの損失などで
FX口座残高がマイナスになってしまった場合にFX会社が損失分を補てんしてくれるシステム
の事です。
要はこのシステムがあると失うのは口座に入金した額のみです。
それと違って国内FX業者や株の場合は「追証(おいしょう)」という仕組みがあり、口座残高以上の損が発生してしまった場合これを支払わなけばいけません。
ですのでこの国内の追証は借金を生む恐れもあります。
Titan FXのレバレッジは最大500倍、海外FXによくあるゼロカットシステムも備わっております。
ロスカット水準も20%以下と他社と比べても低くなっています。
これらによって持っているポジションとは逆方向に相場が動いても、ギリギリまで耐えてポジションを持つことができます。
取扱商品は70種類以上。FX通貨ペア・金銀などのメタル、原油、株式指数など
FX通貨ペアはドル/円やユーロ/円・ユーロ/ドルだけでなくマイナーな通貨、例えばEURCZK(ユーロ/チェコ・コルナ)やUSDTHB(ドル/タイ・バーツ)などがあります。
メタルはボラティリティが高い金やその他は銀プラチナ、パラジウム、
原油はWTI原油とブレント原油が、
株式指数は、日本225、ダウ、FSTEなど9種類の指数があります。
これらすべてをを上記の強力な取引環境で、さらに追証なしで取引することができます。
bitwalletで入出金可能。クレジットカードでも即時反映。入金手数料も無料。
Titan FXで対応している入出金方法は以下になります。
- クレジット/ デビットカード
- bitwallet
- NETELLER
- SKRILL
ただし、現状使用できる入金方法はクレジット/ デビットカードかbitwalletになります。
どちらも口座に即時反映され、入金手数料も無料です。
入金はクレジットカードが手軽でおすすめです。
bitwalletに入金するのには手数料がかかります。
出金はbitwalletがおすすめです。
クレジットカードでは出た利益はが出金できません。
また、bitwalletから出金する場合は最大で824円の手数料がかかります。
最近は、利益の出金がbitwalletに対応していない海外FX会社が多くなっています。
海外FX会社がbitwalletに対応していない場合は海外送金で手数料が3000円ほど取られたりするので、利益もbitwalletへ出金できるのはありがたいです。
TitanFXの持つライセンスが珍しく、企業としての歴史も浅い
以下からデメリットを説明します。
Titan FXはバヌアツ共和国金融庁(VFSC)を持っていますが、他のライセンスに比べて審査が緩く、取得が難しくないライセンスになっています。
また運営歴4年と短く、完全に信頼できる会社と言うのは少し難しいでしょう。
バヌアツ共和国のライセンスを取っているのには訳がある!?
TItan FXは元PepperStoneの役員で構成されています。
この2014年に撤退したPepperStoneは審査が厳しいオーストラリアライセンス(ASICS)を取得していました。
しかしオーストラリアは日本の金融庁と繋がりが深かったため、圧力がかかり、日本人向けサービスから撤退させられました。
バヌアツのようなマイナーなライセンスは日本の金融庁とのつながりも薄く、突然撤退勧告を受けることが低いと踏んでこのようなライセンスを取っていると考えられます。
これはXM・AXIORYなどの有名な海外FX会社も同じで、それぞれマイナーなライセンスを取っています。
マイナーなライセンスだからといって、これまでに出金拒否などの利益没収などの悪い報告は一切ありません。
顧客資金は分別管理のみで資産保全は万全ではない。
信託保全(全額保証)があれば完璧なのですが、顧客の資金は「分別管理」のみです。
分別管理先はナショナルオーストラリア銀行(NAB)の信託口座で、経営資金とは別に管理されています。
NABはオーストラリア最大の銀行で日本のメガバンク(三菱UFJ銀行や三井住友銀行)よりも格付けが高く、同銀行が倒産して預けた資金が失われるといった可能性は低いと言えます。
キャンペーンやボーナスはない
たとえば他社、GEMFOREXやXMは口座開設時に20000円や3000円のボーナスがついてくるキャンペーンや、口座に入金した額分(+100%)ボーナスがつくといったキャンペーンを行っていることがあります。
しかしTitan FXにはこういったものはありません。
結論
Titan FXには強力な約定力や業界最狭スプレッドでという特徴がありましたが、最近はMT5対応も加わってさらに強力な取引環境になり、スキャルパーやその他トレーダーを惹きつけています。
このMT5対応より、他のFX会社でMT5を使って取引された方も、これを気にTitan FXに乗り換えを検討されてみてもいいのではないでしょうか。
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