ニュースや新聞などで為替レートの動きを表すとき「円高」や「円安」と言われるのをよく聞いているかと思います。
ただ、ドル/円が上昇したときは 「円高」か「円安」どちらなのでしょうか?
今回はこの円高や円安について解説します。
これら用語はFXの基本の一つですのでしっかりと頭に入れましょう。
「円高」「円安」とは
もちろんですが日々、外貨のレートは変わっていき、1ドルが110円で交換できるときもあれば、109円で交換できるときもあります。
「円高」「円安」は 円が米ドルなどの外貨に対して、ある一定の地点からどちらに動いたのかを表してます。
そしてこれらを簡単に説明すると、
「円高」 はある外貨に対して円の価値が高くなること、
「円安」 はある外貨に対して円の価値が安くなること、
を言います。
例えば、1ドル110円だった円相場が105円まで下がると「円高」の状態になります。逆に、115円まで上がると「円安」になります。
110円から105円になったら円高、その逆が円安というのはとても紛らわしく感じる人もいるかと思います。これは「円の強さ」を相対的に比較して、高い/安いと表現しているためです。
たとえば円とドルを交換したいとすると、1ドルが90円のときは、90円払えば1ドルが手に入ります。しかし1ドルが110円のときは110円支払なければ1ドルを手に入れることができません。
同じものを手に入れるのに、より多くのお金を払わなければならないということは、それだけ通貨(円)の価値が「弱い」=「安い」ということになります。これが「円高」「円安」の基本的な考え方です。
FXで利益を出すには
商品の売買する商売では安く買って高く売ったときに利益が出るのはご存知かと思います。
これと同じように100円で1ドルを買い、110円で売って円に戻せば利益が10円出ることはすぐに理解できるかと思います。
ただし、1ドルが100円から90円と円高になったときにFXで利益を出すことはできるのでしょうか?
この場合に関してもFXで利益を出すことができます。
FXは「売りから入る」ことができるため1ドルを100円で売って、90円で買い戻せば10円の利益を出すことができます。詳しくは以下をご覧ください。
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