MT4 EAを動かすためのWindows VPSの比較表とその選び方

FX用Windows VPS

FXのMT4(MetaTrader)のEA(自動売買プログラム)を動かすためには、インターネットに常時接続し、24時間稼働できるPCが必要になります。

そしてVPSはこのような遠隔で操作できるPCのことであり、このようなPCを借りて24時間365日EAを動かすことができます。

自宅でPCで24時間EAを動かそうとするとネットが切れたり、停電などにより損失を被る可能性があるため、このようなことがないVPSを使います。

VPSを貸し出すサービス・会社はいろいろありますのでそれぞれを比較しながら紹介します。

結論・当ブログ管理人も使っているおすすめVPS

読んだり、比較するのがだるいという方のために先に結論になりますが、一番のおすすめは私も使っているABLENETです。
安価・安定・高速の三拍子が揃っています。

さらに10日間の無料お試し期間がついているので試しながら実際に使うか検討することができます。

さらに今なら0.5Gメモリ増量と割引キャンペーン中です!詳細は以下から

私もいろいろ調べた結果これを選びました。
この記事では調べた情報も含めて解説しています。

実際の設定方法や使用方法を見たい方は以下の記事から。

Windows VPS比較表

各公式サイトなどを見て回りまとめました。
この表の横が長いのでスマホの場合は横に傾けると見やすいです。

お名前.comConoHa使えるねっとSPPDWDSSD-FX+ABLENET
メモリ1G(1.5G)契約
価格(円)
1950/月契約
1755 /半年契約
1560/年契約
1000/月
950/半年
910/年
プランなし1980/月
1814/半年
1814/年
1600/月
1500/半年
1500/年
1250/月
1250/半年
1250/年
メモリ2G(2.5G)契約
価格(円)
2500/月
2250/半年
2000/年
2000/月
1900/半年
1830/年
2980/月
2680/半年
2480/年
2950/月
2703/半年
2703/年
2400/月
2150/半年
1900/年
1650/月
1650/半年
1650/年
ディスク容量
メモリ1G
SSD 50GSSD 50GプランなしHDD 60GSSD 50GSSD 60G
ディスク容量
メモリ2G契約
SSD 100GSSD 50GSSD 50GHDD 100GSSD 100GSSD 120G
CPUコア数
メモリ1G
1コア2コアプランなし1コア3コア2コア
CPUコア数
メモリ2G
3コア3コア3コア1コア4コア3コア
CPU AMD EPYC 7401P 24-Core Proccessor 2.00GHzIntel(R) Xeon(R) E5-2650 v3 @ 2.30GHz? 不明Xeon
E5620/E5-2430L/E5-2450L
どれか
不明Intel(R) Xeon(R) E5-2667 v3@ 3.2GHz
 回線速度100Mbps100Mbps不明270Mbps100Mbps200Mbps
OS
(windows server)
20192016
2019
2012 R220162012 R22012R2
2016
データセンター
設置場所
日本日本日本/アメリカ日本日本日本
コントロールパネル
電話対応24時間平日10~18時平日10~17時メールのみメールのみメールのみ

※価格はすべて、2020年8月現在の月当たりの税抜価格になります。
※お名前.com,SPPD,ABLENETはメモリが+0.5G

CPU名Passmark Single(性能値)
Intel(R) Xeon(R) E5-2667 v3 @ 3.2GHz(ABLENET)2002
Intel(R) Xeon(R) E5-2650 v3 @ 2.30GHz(Conoha?)1680
AMD EPYC 7401P 24-Core Proccessor 2.00GHz(お名前.com)1488
Intel(R) Xeon(R) E5-2450L @ 1.80GHz(SPPD)1067

※ABLENETのCPU表記は私が実際に借りているABLENET VPSにて確認したものです。
2台、別の時期から借りていますがどちらも同じCPUでした。

ABLENETのキャンペーン

上記表の価格は期間限定のキャンペーンを考慮した価格になっております。

通常であれば年払いが一番月当たりが安いですが、キャンペーン中によりどの期間の支払い方法でも月当たりの値段は同じでさらに圧倒的に他社より安いです。

また、キャンペーンにより今契約すると0.5Gメモリを増量してくれます。

Windows VPSの選び方・比較表の項目の解説

考慮するポイントでの重要順は、

  1. 安定性
  2. メモリ
  3. 価格
  4. SSDかどうか
  5. CPUの速度
  6. 回線速度
  7. 電話サポートがあるか(PCが苦手な人のみ)

になります。その他項目はどの会社でも五十歩百歩だと思います。
上記の比較表のポイントを説明します。

Windows VPSの安定性

つまり借りているVPSの電源が落ちたり、フリーズしたり、動作遅延が起こるかどうかです。
このようなことが起こるVPSは取引にて損失を生む可能性があるため言語道断です。

使う前は実際に評判を調べ、試用期間などにて試用してみるしか安定性はわかりません。

当サイトで推奨しているABLENETは実際私が使ってみてこのようなことが起こったことはありません。

また試用期間10日間あるのでお試しすることができます。

Windows VPSのメモリ・VPSの価格について

ここが大きけば大きいほど、MT4やEAを多重起動できます。
MT4を1つしか起動しないのであればメモリ1Gでも事足りると思います。
メモリ2GであればMT4を何個か起動できるので1個しか起動しない方も
余裕を持つ意味でメモリ2Gのプランをおすすめします。

各社VPSはメモリの大きさに比例して価格も大きくなるようなプランを設けています。

メモリはデータを処理する場所になります。
SSDやHDDがデータを保存する場所で本棚に例えるなら、メモリは机になります。
本棚からノート( データ )を取って机にてをCPUがノートに読み書き(データを処理)します。

この机が広ければ広いほどアプリを多く起動できたりします。

ディスク容量とディスクの種類について

ディスク容量はわかるかと思いますが大きければ大きいほどデータをより多く保存できます。

その保存するディスクの種類ですがSSDとHDDがあり各社とも両方のブランを用意している場合が多く見受けられます。

SSDはHDDより起動やデータの読み込みが早く、ひいては全体の速度にも大きく影響します。
ただしSSDのほうが若干月々の値段が高くなります。

CPUとCPUのコア数について

CPUはデータを処理する部分になります。
またコア数が大きければ大きいほど一度に処理可能な作業数が増えます。

CPUにも種類があり、性能が良いものからあまり良くないものまでピンキリです。
上記の性能値の表はCPU1コアあたりの性能値ですので単純に言って実際の性能は、
CPUの性能値(Passmark) × CPUコア数

と考えればよろしいかと思います。

回線速度について

注文が早く通るかに影響します。
ただしMT4を動かすのであれば100Mbpsあれば十分ですが200Mbpsなどの余裕があればなおいいでしょう。

Windowsのバージョンの違い

windows server 2012 デスクトップ

ここに関してはあまり考慮しなくも問題ありません。

違いは操作感になります。

Windows server 2019と2016の操作感は Windows 10 とほぼ同じですが、
Windows server 2012はWindows 10の前のバージョンのWindows 8.1と同じようなもので、Windows 10とは少々違う操作感になります。

データセンター設置場所

FX会社が設置している取引サーバーに近ければ近いほど注文が早く通りますが多少影響するくらいです。

多くの国内のVPSサービスはサーバーを日本においています。
海外FXをやっていてどうしても通信速度が気になる方は海外のVPSサービスを借りるのも手です。

ただし海外のVPSサービスはすべて英語で行うので、英語が読み書きできなければいけません。

コントロールパネル

どの会社にもついています。
料金の支払いや自分のアカウント管理に使います。

電話対応について

PCが苦手な場合は、電話対応がついたお名前やconohaがおすすめできます。

その分料金も他社と比べて高くなります。

ただ、ablenetのサポートを使ったことがありますが、メールでも十分親切かつわかりやすい対応だと思います。

その他おすすめできるWindows VPS

ABLENET以外でおすすめできるVPSは前述した通り、お名前.comかconohaになります。

どちらもOSにWindows Server 2019が選べます。
このWindows Server 2019はWindows 10とほぼ操作が同じですので、この点でまずPCが苦手な方におすすめできます。

お名前.com デスクトップクラウド for MT4

お名前.com デスクトップクラウド for MT4初心者・PCが苦手な方向けのVPSと言っていいでしょう。

通常の料金が高いにも関わらず、他サイトの多くがこのVPSを推していますがそういった一面があるがゆえだと思われます。

そこまでPCが苦でなければここを選ぶ必要がありません。

しかしながら、 PCが苦な方からすれば最初からTITAN FXやFOREX.COMなどの8種類のFX会社のMT4がインストールされておりますので、その点でもありがたく感じられるでしょう。

また24時間の電話対応もついているため安心、さらにFX専用VPSとあって性能も十分高いので大きなメリットとデメリット(価格)を持ち合わせたVPSです。

つまり、用途によってはおすすできます

ConoHa for Windows Server

まずメモリ1Gであればここが最安です。
(最近の値下げにより最安になりました。)

1Gで契約するのであればこちらもおすすめできます。
しかしながらメモリ1GではEAを複数起動するには心もとないですが……。

さらに日中であれば電話のサポートもできます。

性能もABLENETと引けを取らないので、価格と高速な環境と電話サポートの3つを林立(両立)したければこちらになるでしょう。

このVPSは時間あたりの課金になりますので、1日や数時間だけ試すということも可能です。
さらに今なら以下から7日間無料で試すこともできます。

格安高スペックのVPSを使いたい・多少英語ができるならContabo

上記比較表には記載していませんが、格安で高スペックのVPSを使いたいなら海外VPSのContaboになるかと思います。

「なるかと思います」というのは万人におすすめできるわけではないからです。

Contaboは海外VPSなので申し込みや管理画面、サポートまですべて英語で行います。
申し込み自体は簡単な英語なのでそこまで難しくないのですが、サポートも英語で行うことになるので、サポートを期待せず使うか、サポートを使うときは英語で質問するかのどちらかになるでしょう。

また安定性の情報も調べたところあまりないので安定性があるかはよくわかりません。
(私自身、3ヶ月程度使用して特になにも起こってはいないものの)

ただしContaboは国内VPSを引き離すくらい格安&高スペックです。
気になる方は以下を参考ください。

国内FXに勝る海外FXの特徴を詳細解説! FX会社も比較。

海外FXは国内FXよりもチャンスは多くあり、借金の心配も必要ありません!
海外FXをやったことない方、また初心者向けに海外FXとはどのようなものか解説しています。

おすすめの海外FXを表も用いて比較・解説。
海外FX会社を探してる方にも有用な内容を掲載しています。

FX用Windows VPS システムトレード
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