シストレ(システムトレード)とは、“あらかじめ決めておいたルールに従って継続的・機械的にトレードする投資法”です。 このブログの題名に入っているシストレについて具体的に推して紹介します!
システムトレードとは
略してシストレとは決めたルールに従ってトレードする方法です。
ルールは個人の経験や勘などではなく、具体的かつ数値などによって決める必要があります。
例えば、
「n日の高値を超えたら買い、n日間の安値を下回れば売り」(チャネルブレイクアウトと呼ばれている手法)
「3日間、どの日も始値より終値が安く4日目で1日目の高値を超えれば買い」
「10日移動平均線が5日移動平均線を超えたら買い」
などだれが見ても解釈の余地がない明確なルールです。
このようなルールを持って、通常はコンピュータに行わせる裁量でないトレード(自動売買)の事を言います。
システムトレードのやり方
主にシステムトレードを行う方法は、
- 取引所(FX業者)が用意したシステムトレードのシステムを使う方法
- システムトレード用のソフト(MT4など)を用意して動かす方法
- 1からプログラムを組む
があります。
国内のFX業者のシステムトレードで有名なものだと、
があります。
FXにてソフトでシステムトレードをする場合は、FXの取引ソフトであるMT4やMT5などで行います。
MT4対応のFX業者にて口座を開き、MT4上で動く自動売買プログラム「EA」を用意してシステムトレードを行います。
「EA」はプログラム言語「MQL4」で作ることができますが、購入して入手する方法や
フリーで配布しているサイトもあるのでプログラミングができなくてもシステムトレードをすることができます。
また、プログラミング言語「python」やFX業者のoandaのAPIなどを使って1からシステムトレードのシステムを構築する方法があります。しかしこの方法は儲かるかどうかの検証のシステムも自前で構築する必要もありますので難易度が高く時間がかかるやり方だと言えるでしょう。
システムトレードのメリット
再現性のあるトレードができる・みな同じ結果が出せる
世の中には数多のトレード手法の記事がありますが、ルールが曖昧であったりするためそこにおのおのの解釈が入り、同じような勝てる手法であったとしても勝つ人と負ける人が現れます。
システムトレードであればはっきりとしたルールがあり、それに沿って売買するため理論的には同じシステムであればみな同じ結果が出ます。
(ただし環境によって左右されることはあります。)
感情的なトレードの判断を排除することができる
上記のような勝てる手法を読み、手動で実践したとしてもそこに感情も入るため、
相場が自らの思惑と反対方向に大きく動いたとき、ルールから外れて売買を行い手法を再現できないことは多々あります。
システムトレードはコンピュータ(PC)が売買するためこのような気の迷い・感情を排除してトレードすることができます。
ただし、システムトレードのシステムの成績が低調であれば、損失に心が耐えきれず手動や勘でトレードする人もいますので完全に感情を排除することをできない人もいます。
24時間マーケットを見続ける必要はなし!
昼間は仕事や、夜は睡眠など24時間マーケットを見続けることはなかなかできませんが、システムトレードなら、自分に代わってシステムが24時間マーケットを見ながらルールに従い継続的・機械的にトレードしていきます。
モニターを何枚も並べて何時間もPCに向かって取引する必要もなくなります。
将来、そのシストレのルールが儲かるかどうか検証することができる
ルールが明確なので過去の値動きのデータを使って儲かるかどうか検証できます。
過去のデータを使いトレードのルールを検証することを「バックテスト」と呼びます。
FXやその他投資は一度二度だけ勝つのではなく勝ち続けることが目的です。
そのようにマーケットにルールが通用するかどうかバックテストなどで検証できます。
まとめ
当ブログでは以上のメリットから題名通り、システムトレードを多く扱い、推し進めたいと思います!
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